なにやら伝説になっているらしいお話を読んでみました。
電車男
女性経験のない秋葉ヲタの主人公が、ふとしたきっかけで知り合った女性と、住人たちの後押しにより交際をすすめていくお話。お話というか掲示板のログなんですが。
2ちゃんねるの、もてない男が集い自虐的なスレを立てる掲示板(でいいのかな?)にて、住人たちに突如ふってきた恋愛話を編集した
ここのサイトより。
ということは実話ですね。
中でもこの電車男のストーリーは、他のストーリーを圧倒的に凌駕するカタルシスがある。女性に突然迫られるという都合のよい妄想的な他のストーリーに比べて、電車男は(かなり女性がリードしている部分はあるが)自らの手で道を拓いていく。最初は、女性に電話するのもはじめてでどうしたらよいかわからないでいた電車男が、住人たちの名(迷)推理に基づくアドバイスと声援により、ひとつひとつ階段を登っていく様子が、全て掲示板の発言から伝わってくる。これはすごい。住人たちのリアクションやツッコミもめちゃめちゃおもしろい。実直な電車男と、清楚で大人のエルメス女史のキャラクターも非常に魅力的。
どこまで本当の話なのかわからないけど、僕はこれは説明にあるように実際の2ちゃんねるの掲示板のログ編集で、電車男の話もリアルな体験だったのではと思う。そう思わせる臨場感が、ある。
もしこれが全てサイト制作者の中の人さんによる創作だったとしたら、それは逆にすごいと思う。新しい形の恋愛青春小説として革新的というか(これが映画とかだったら、別におもしろくないと思う。掲示板という形式で、リアルタイムで当事者と周囲が絡むところがおもしろい)。
まぁ、真偽の程はともかく、電車男の恋の行方にハラハラドキドキして一気に読んでしまいました。住人の皆様のレスには笑わせられ、またちょっと泣ける、感動作です。
僕は2ちゃんねるって嫌いで殆ど見た事ないので、専門用語などわからないトコも多々あったけど、そーいう独特の空気も含めてたいへんおもしろかった。